京成杯
芝2000m
皐月賞と同じコースで行われる3歳重賞。
2014年から暮れの開催で重賞としてホープフルSが行われるようになったので、その影響が注目されたが、
「トップクラスには少し足りない馬たちのチャレンジレース」という意味合いにおいては、以前とまったく変わりがない。2010年にはのちのダービー馬エイシンフラッシュがこのレースを制したこともあるが、基本的にはクラシックに繋がりにくいレースと考えたほうがいいだろう。
過去10年を参考にする。
★東西互角 関東馬が5勝、2着5回、関西馬が4勝、2着5回、
地方1勝。東西はほぼ五分。出走頭数を考えれば、関西馬の頑張りが目立つ。
ちなみに、昨年は1着がコマノインパルス(美浦・菊川)、
2着がガンサリュート(栗東・安田隆)で分け合った。
★人気薄の台頭 1番人気は3勝、2着3回、3着1回。
3着以内が7回と信頼できる。一方、5番人気以下の伏兵も3勝、
2着6回と善戦。13年は1着=7番人気、2着=5番人気、
3着=9番人気の組み合わせで、3連単は16万6910円の高配当になった。
★前走1~3着馬 勝ち馬の前走着順は、1着=6頭、2着=1頭、3着=1頭。
掲示板を外していたのは14年のプレイアンドリアル1頭で、
朝日杯FS7着から巻き返した。
京成杯調教採点
1位 コズミックフォース A
絶好調の戸崎騎手を背に古馬を圧倒。充実一途
2位 デルタバローズ A
筋肉質の馬体だが、大きく柔軟に四肢を動かし、好気配
3位 イェッツト A
格下相手だが持ったまま抜群の動き。使った上積み大きい