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第850回（事前分析）2017年天皇賞(秋)／キタサンブラック、リアルスティール、サトノアラジン他の評価は？
投稿日 2017年10月24日 18:00:00 （競馬情報）
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【天皇賞(秋)の傾向分析】
![[画像:c67e4ae1-s.jpg]](http://livedoor.blogimg.jp/slamgomudunk/imgs/c/6/c67e4ae1.jpg)
1着：3.2番人気
2着：4.3番人気
3着：3.6番人気
→意外と人気サイドの決着になっていますね。二桁人気で馬券に絡んだのは2年前のステファノス（10番人気）だけです。1番人気は（5-2-2-1）ですからかなり信頼できます。但し、2番人気は（0-3-2-5）と勝利がありません。更に3番人気はもっと酷く（0-0-2-8）という成績になっています。
【展開面】（個人的所感です）
ここ3年連続でスローからの瞬発力勝負となっています。途中で緩む形になっているので後ろからの差しも届く展開です。シルポートのように大逃げ馬がいたり、ダイワスカーレットのように強力な逃げ馬がいたりしなければ、やはりスローになりやすい傾向。ただ今年はキタサンブラックがいるので、この馬はそんなにハイペースで逃げるタイプではないが、瞬発力勝負にはしたくないので仕掛けが早くなりそう。そしてこの馬を捕らえようとする各馬も早目の仕掛けになることを予想します。
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【天皇賞(秋)の出走予定馬】
以上を踏まえて、有力馬考察にいきたいと思います。
◼キタサンブラック（武豊）
宝塚記念の惨敗からの復帰戦です。海外遠征を取り止め、国内3戦でラストランと発表されたばかりです。上にも書いた通り最速スピードでは勝負したくなくて仕掛けどころがポイントになりそう。宝塚記念の敗戦も前に行けなかったことや外から被されたことが原因のように思うので、しっかりと先行してくると思う。今回もマークされる立場なので苦しい展開になると思うし、どう考えても残り3戦の初戦に目一杯作ってくることはないと思うので、いくら1番人気が強いレースといっても本命にするのは難しいかと。
◼リアルスティール（シュミノー）
毎日王冠は快勝でしたが、シュミノー騎手への乗り替わりは不安。毎日王冠では後半のギアチェンジ、最速スピード、持続力がどれも高いレベルで問われていて、それを上手く引き出したのがM・デムーロ騎手の腕かなと。気難しいところのある馬で、スローで脚を溜められると強いのですが、その前半に折り合いを欠いてしまうとジエンド。そういう意味で今回の乗り替わりは心配だなと。
◼サトノアラジン（川田）
毎日王冠ではリアルスティールに僅かに及びませんでした。ギアチェンジ部分での差だと見ていますが、最後まで脚を出し切る展開は得意です。前半流れても対応できるのは総合力の高さです。上での読みの通りキタサンブラック目掛けて各馬が早くから仕掛ける展開になれば、最後まで落とさないこの馬の末脚が生きてきそうな気がする。
◼グレーターロンドン（田辺）
安田記念4着、毎日王冠3着と最後には必ず顔を見せてくる差し馬。ただ出遅れ癖は相変わらずなので、ここが非常に勿体無い。サトノアラジンと似たタイプで末脚に特徴がある馬だが、スケール・完成度はやはり見劣りしてしまうので、ここでも人気が出るなら軽視したいところだが。
◼サトノクラウン（M・デムーロ）
稍重の宝塚記念の覇者ですね。個人的にはダイヤモンドよりもこの馬に凱旋門賞に行って欲しかったという気持ちがありました。渋った馬場が得意で、タフなレースを好みますからね。ですので、鞍上含め今週末も雨雨降れ降れ状態だと思います（今のところ週末は晴れ予報です）。過去の傾向としては左回りはそんなに良くないし、揉まれ弱いので外枠がいいかと。そして瞬発力勝負よりはロングスパート気味の展開が向いていますね。
◼ソウルスターリング（ルメール）
毎日王冠では古馬、牡馬にチャレンジして敗れてしまいました。能力が通用しなかったというよりは、能力を出し切れなかったという印象でまだ通用する可能性は残されていると思います。前走は最内枠に入って勝負どころで包まれるのを嫌がってルメール騎手が逃げたようにも見えましたし、1番人気を背負って後続からプレッシャーをかけられたようにも見えました。今回そのプレッシャーはキタサンブラックに向くでしょうし、オークスのように本来持続的に末脚を繰り出すタイプだと思うので、条件的には前走よりも揃ったのではないかと思ってます。
◼ステファノス（戸崎）
もはや前哨戦では作ってこないことでかなり有名になってしまいました。そして今回の舞台は2年連続で好走中。今年を振り返ると、金鯱賞は前哨戦で走らず、大阪杯本番でキタサンブラックの2着、安田記念はおまけの出走みたいな感じでマイルのペースに乱され、オールカマーでは前哨戦の作りも相手が弱く2着という結果です。そして2着になったいずれも先行して結果を出しています。脚質転換してきているなと思います。このレース得意なのはスローからの末脚勝負が得意だから。見どころ有りだと思っていますが果たして。
【まとめ】
やっぱりG1レースの予想は面白いですよね。予想した展開に嵌まってくれて、なおかつ馬券が的中できれば最高です。今週は上に挙げた中から本命候補を2頭ランキングに乗せておきます。
↓↓↓
理由は上に書いた通りですが、今回予想する展開に嵌まりそうです。
またここに書いていない馬で穴注目をこちらのランキングで発表します。
↓↓↓
この馬はいつも目立たず人気にもならないが、立ち回りの上手さが光る。左回りも得意で勝ち切ることは難しいかもしれないが、3着に入る可能性は十分ありそう。
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Source: 競馬情報
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