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【事前分析】日本ダービー〈2018〉~新企画:過去10年の結果から「走る穴馬」「走らない人気馬」の傾向を探る~vol.1034
投稿日 2018年5月23日 06:00:00 (競馬情報)
- 走る穴馬と走らない人気馬を探る
- 日本ダービーで走る穴馬の傾向
- 日本ダービーで走らない人気馬の傾向
- 人気馬→1~3番人気の馬
- 穴馬 →6番人気以下の馬
本日の記事内容
今回は東京芝2400mで行われますG1:日本ダービーの事前分析なんですが、いつもと趣向を変えて臨みたいと思います。
以上の内容でお伝え致します。
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走る穴馬と走らない人気馬を探る
今週はいよいよ日本ダービーです。個人的には年間のG1でも是非とも当てたいレースベスト3に入ります(残りはジャパンカップと有馬記念)から本当にいよいよ来たという気持ちです。
そこで事前分析なのですが、当然出走馬考察も行ってつもりではあるものの、いつもと同じ構成ではつまらんなと思いまして、コレまでとは違った記事の内容に致します。
その名も「走る穴馬と走らない人気馬を探る」です。
先週のオークスでそれらしいことをやったのですが、ダービーということもありますし、今後も続けていければなと今のところは考えています。
【人気馬と穴馬の定義】
最初なので簡単に人気馬と穴馬の定義をしておきたいと思います。あくまでもこのブログで筆者が定義するだけのものですので、ご承知おき願います。
上記の通りとします。
そして過去10年の結果から、激走した穴馬と残念ながら馬券圏外になってしまった人気馬を確認し、それぞれにどういう傾向があるのか探っていきたいと思います。
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それでは早速、日本ダービーで好走した穴馬を見ていきましょう。ここでは6番人気以下で馬券圏内に入った馬を探ります。
【穴馬好走事例(過去10年)】
〈2017年〉
→該当馬なし
〈2016年〉
→該当馬なし
〈2015年〉
→該当馬なし
〈2014年〉
→3着:マイネルフロスト(12人気)
父ブラックタイド、母父グラスワンダー
前走・青葉賞6着、前々走・毎日杯1着
〈2013年〉
→3着:アポロソニック(8人気)
父Big Brown、母父Pure Prize
前走・青葉賞2着、前々走・山吹賞1着
〈2012年〉
→3着:トーセンホマレボシ(7人気)
父ディープインパクト、母父ノーザンテースト
前走・京都新聞杯1着、前々走・大寒桜賞1着
〈2011年〉
→2着:ウインバリアシオン(10人気)
父ハーツクライ、母父Storm Bird
前走・青葉賞1着、前々走・弥生賞7着
→3着:ベルシャザール(8人気)
父キングカメハメハ、母父サンデーサイレンス
前走・皐月賞11着、前々走・弥生賞2着
〈2010年〉
→1着:エイシンフラッシュ(7人気)
父King’s Best、母父Platini
前走・皐月賞3着、前々走・京成杯1着
〈2009年〉
→3着:アントニオバローズ(8人気)
父マンハッタンカフェ、母父Kingmanbo
前走・プリンシパルS2着、前々走・皐月賞9着
〈2008年〉
→2着:スマイルジャック(12人気)
父タニノギムレット、母父サンデーサイレンス
前走・皐月賞9着、前々走・スプリングS1着
→3着:ブラックシェル(6人気)
父クロフネ、母父ウイニングチケット
前走・NHKマイル2着、前々走・皐月賞6着
【走る穴馬の抽出から見えた傾向】
①直近3年は該当馬なし
これが案外一番かもしれません。穴馬の好走がなくなってきており、5番人気以内での決着の可能性もあり得るということです。過度な穴狙いは避けた方がいいかもしれません。近年は競馬ファンのレベルも上がっており、より人気が反映されやすい傾向かと。
②穴馬の勝ち負けは厳しい
穴馬で勝ったのは2018年のエイシンフラッシュのみ。2着も2011年のウインバリアシオン、2008年のスマイルジャックの2頭ということで3着馬がほとんど。ヒモ荒れは狙っていいですが、勝ち負けとなると厳しい。
③前走もしくは前々走で重賞連対
こうやって見ていくと前走もしくは前々走で重賞連対している馬が穴を開けていることが分かります。例外は2009年のアントニオバローズのみ。もう少し見ていくと、直近2走を重賞→重賞できている馬は、どちらかで負けて人気を落としている状態。前走が重賞で連対していて、前々走が500万下の馬は重賞の好走がフロック視されてのものです。後者の場合、敢えて条件を付けるならその500万下は勝っていることが必須と言えます。
★今回この条件に合致する馬は?
調べてみたら意外といます。もう少し条件を付けて絞らないといけないかもしれません。
今回の出走馬で言うと…、
〈ゴーフォザサミット〉
前走・青葉賞1着、前々走・スプリングS7着
〈ステイフーリッシュ〉
前走・京都新聞杯1着、前々走・共同通信杯10着
〈サンリヴァル〉
前走・皐月賞2着、前々走・弥生賞4着
〈オウケンムーン〉
前走・皐月賞12着、前々走・共同通信杯1着
〈アドマイヤアルバ〉
前走・京都新聞杯2着、前々走500万下1着
それからこの馬も該当です。
〈テイオーエナジー〉
前走・兵庫CS1着、前々走・500万下1着
※地方とはいえ一応重賞勝ち且つ500万下勝ち
そして個人的に最も期待したい穴馬はランキングで発表します。
戦績だけ見ればエイシンフラッシュパターンです。本気で走れば能力は高いと思っています。鞍上の手綱捌き次第ですかね。
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日本ダービーで走らない人気馬の傾向
続きまして逆パターンで、人気馬(1~3番人気)で馬券を外した馬を見ていきます。
【人気馬凡走事例(過去10年)】
〈2017年〉
→該当馬なし
〈2016年〉
→該当馬なし
〈2015年〉
→4着:リアルスティール(2人気)
父ディープインパクト、母父Storm Cat
前走・皐月賞2着、前々走・スプリングS2着
〈2014年〉
→5着:トゥザワールド(2人気)
父キングカメハメハ、母父サンデーサイレンス
前走・皐月賞2着、前々走・弥生賞1着
〈2013年〉
→5着:ロゴタイプ(2人気)
父ローエングリン、母父サンデーサイレンス
前走・皐月賞1着、前々走・スプリングS1着
〈2012年〉
→4着:ワールドエース(1人気)
父ディープインパクト、母父Acatenango
前走・皐月賞2着、前々走・若葉S1着
→5着:ゴールドシップ(2人気)
父ステイゴールド、母父メジロマックイーン
前走・皐月賞1着、前々走・共同通信杯1着
〈2011年〉
→7着:サダムパテック(2人気)
父フジキセキ、母父エリシオ
前走・皐月賞2着、前々走・弥生賞1着
→12着:デボネア(3人気)
父アグネスタキオン、母父Singspiel
前走・皐月賞4着、前々走・弥生賞3着
〈2010年〉
→6着:ペルーサ(2人気)
父ゼンノロブロイ、母父Candy Stripes
前走・青葉賞1着、前々走・若葉S1着
→9着:ヒルノダムール(3人気)
父マンハッタンカフェ、母父ラムタラ
前走・皐月賞2着、前々走・若葉S2着
〈2009年〉
→12着:アンライバルド(1人気)
父ネオユニヴァース、母父Sadler’s Wells
前走・皐月賞1着、前々走・スプリング1着
→13着:セイウンワンダー(3人気)
父グラスワンダー、母父サンデーサイレンス
前走・皐月賞3着、前々走・弥生賞8着
〈2008年〉
→4着:マイネルチャールズ(2人気)
父ブライアンズタイム、母父
前走・皐月賞3着、前々走・弥生賞1着
→18着:サクセスブロッケン(3人気)
父シンボリクリスエス、母父サンデーサイレンス
前走・端午S1着、前々走・ヒヤシンスS1着
【走らない人気馬の抽出から見えた傾向】
①直近2年は該当馬なし
穴馬の傾向と同じでここ2年は該当馬がいません。すなわち人気3頭での決着ということ。過去6年に延ばしても掲示板には人気馬が全て入っており、やはり近年の競馬ファンのレベル向上がここでも見てとれます。
②中山マイスターだった可能性
人気馬は皐月賞で結果を残してきた馬が当然ながら多いです。その中でも特に中山競馬場を得意にしていたのがマイネルチャールズとトゥザワールドです。ゴールドシップやロゴタイプも東京競馬場での実績はそれまでや後にありますが、基本的には東京競馬場が得意ではない部類に入ります。
③後方脚質
ダービーの特徴として立ち回り勝負というのが近年よく言われています。以下に上げた馬はダービーで4コーナー10番手以降のポジショニングでした。
(セイウンワンダー、アンライバルド、ペルーサ、ヒルノダムール、サダムパテック、ワールドエース、ゴールドシップ、リアルスティール)
力はある馬たちばかりですが、ダービーではその不器用さから上手く立ち回れず馬券圏内を外したと言えると思います。
④そもそも人気になったことがおかしい
2008年のサクセスブロッケンはダートレースで圧勝を繰り返しての参戦で、後にダートG1を制していますが、未知の魅力で人気したように思います。2011年のデボネアもなぜ人気したのか分からず調べてみたところ、モハメド殿下がデットーリを連れて来たことによる過剰人気だったようです。
★今回この条件に合致する馬は?
人気の中で少々不安な馬がいます。こちらは別のランキングに記載しておきます。
↓↓↓
(クリック願います。ブログ説明文の欄に馬名記載しています)
後方からの末脚が持ち味の馬。東京競馬場が苦手とは言えませんが、この脚質は気掛り。鞍上も大事に乗るタイプで、しかも今調べてみたら今回抽出した凡走人気馬に同騎手が過去に3回も乗っていたことが判明。ちょっと多すぎる。
今回はダービーということもあって趣向を変えて臨んでみました。いつもの出走馬個別分析をしっかり行って最終決断をしたいと思います。
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